サイレントデモに同調せず…指原莉乃“シタタカ”遊泳術
「次々と著名な芸能人が検察庁法改正案に反対し、反対がひとつのムーブメントになったのに、安易にそれには乗らない。きちんと咀嚼し考えたうえ、なぜ流れに従わなかったかという理由を『私はわからないから声を上げなかった』と説明した。ただ、どちらでもないというのでも、ノーコメントでスルーせず、きちんと自分の考えを示している分、存在感が際立つ。これは相当練れてますよ」(ある放送作家)
ラサールの指摘する通り、計算高さ、したたかさもあるのだろうが、AKB時代から指原を取材するスポーツ紙芸能デスクはこう言う。
「いわゆる空気を読むタイプじゃないとは思いませんが、八方美人というのもちょっと違う。大事な問題では己の考え、主張があって、必要であれば反感を買っても貫く気質ではある。それでも結果的には損しない道を選んでいますね」
波ではなく潮を読む指原。芸能界を巧みに遊泳するスキルは当代一かもしれない。