これぞ波瑠の神秘性?主演ドラマに不満アリも心はガッチリ

公開日: 更新日:

 ネット上には〈ドラマ史に残る悪女〉なんてコメントもあったが……。5月16日から全3話で放送されたNHKの連ドラ「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」の話。

「悪人」「怒り」などで知られる人気作家・吉田修一氏の「路」のドラマ化で、NHKと台湾のテレビ局・PTS(公共電視台)との共同制作作品だ。

 主人公の春香を演じたのは波瑠(28)で、台湾新幹線プロジェクトの軌跡を縦糸に、日本人と台湾人の温かな心の絆が描かれている。台湾ロケもふんだんで、昨今のドラマ界では貴重ともいえるお金も時間もたっぷりとかかった連ドラ。それなのになぜか、視聴者からは手厳しい意見が多かったようで……。

「台湾新幹線開通の裏側が書かれる、いわゆるプロジェクトX的な雰囲気の骨太のお仕事ドラマだろうと期待していた視聴者が多かったようです。ところがいざフタを開けてみると、春香を巡る恋バナが主軸に描かれていた。そこにがっかりした人がいたようですね」(テレビ誌ライター)

 商社勤務の春香は、台湾新幹線プロジェクトの一員として台湾に赴任することが決定する。交際中の繁之(大東駿介)は春香に結婚を申し込み、春香も承諾するが、彼女の心にはかつてひとり旅で行った台湾で知り合った台湾人のエリック(アーロン)がいた……という展開だった第1話。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動