感染防止策を徹底…劇団カムカムミニキーナを見習うべきだ
7月に入り、演劇界も席数を半分にするなどの対策をしながら、劇場にお客さまを迎えての公演が始まった。自分たちが最初のクラスター(集団感染)を起こしてはならないと、どこの団体もコロナ対策には最善の努力をして臨んでいる。
しかし早くも最初のクラスターが発生してしまい、舞台関係者はまたぞろ不安な思いにかられている。どこで起きたかは犯人捜しにもなるので詳しくは書かないが、稽古から本番までの管理体制が厳しく問われている。
終演後に面会禁止なのに出演者が出待ちのファンと会話していたとか、体調不良を知っていながら出演させていたなどの報道もある。
しかし演劇の制作者サイドは、みな真剣なはずだ。今回の現場がそれほど緩んでいたとは思いたくはない。しかし、結果濃厚接触者のべ850人という事態に発展した。
しかもこの問題は、ことこの公演だけの問題ではない。この影響を受けて、他の公演が初日前日に公演中止という憂き目にあった。知り合いも出ていただけになんとも気の毒な話だ。