ドリフターズになりすましたロカルノ国際映画祭の授賞式
さ、そんな街でのヨーロッパを代表する映画祭はというと……それはもう気品あふれる落ち着いた盛大さ(よく意味がわからないでしょうが、紳士・淑女的?早い話が上流階級)のイベントです。いくつかの超高級ホテルの広い庭は大人のライトアップが施され、そこで映画関係者や映画ファン(全員が正装しています)が映画論を交わすというホントは俺なんて近寄ったらキンチョールをドラム缶いっぱい噴射されそうな気品さが漂う映画祭なのです。
でも、そこでも俺はやらかしときましたー!! 映画祭に出品された作品の上映は大人の時間(?)、夜9時を回って街の石畳の広場を会場にして行われるのでした。
スクリーンは当時、世界最大の移動式のモノが用意されました。会場には2000人を超える映画ファンがひしめき、プレミアム上映(?)を今や遅しと待っているのです。
さ、そしていよいよ俺たちの映画が始まる……おっとその前に舞台挨拶がありました。ヨーロッパ中のメディアが押しかけているそんなオイシイ場面、俺が見逃すはずがありまっかいなー!!