同じ時代と境遇で高め合う上白石姉妹は心強い「同志」
「萌歌は横で『キャー!』とか言ってるんですよ」(上白石萌音/TBS「情熱大陸」8月23日放送)
上白石萌音(22)は、社会現象も起こしたドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS)を振り返り、「台本もらった時、マジかぁと。これ、私が言うのかって」と笑った。自分が発した経験のない、見るものをキュンキュンさせるようなセリフが満載だったからだ。
彼女はそれを妹の萌歌(20)と一緒に見ていたという。そのことについて語った言葉を今週は取り上げたい。
萌音も「もちろん恥ずかしかった」と言うが、妹の萌歌も「隣で見なきゃいけないのは、結構地獄でしたね」と笑う。「普通に1人で見たいんですけど、姉がお家にいるときは、私だけ恥ずかしくなってくる」(日本テレビ「おしゃれイズム」20年6月14日)とお互いに語っている。それでも、一緒に見てキャッキャ言い合っている仲の良い姉妹だ。
近年、それぞれが女優として注目を浴びている2人だが、デビューのきっかけも同じだ。姉が12歳、妹が10歳の時に、第7回「東宝『シンデレラ』オーディション」に2人そろって参加した。