Snow Manは不振の不二家を救う 泣かず飛ばずNiziUと明暗が

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 不二家の河村宣行社長が9日の決算発表で「Snow Manが若者の来店に効果があった」と言及した。洋菓子チェーン店は不振が続いていたが、昨秋からジャニーズアイドルグループ「Snow Man」をCMに起用したところ、若年層の来店が増えて昨年後半にかけて販売が回復したという。同社は来期に向けて洋菓子事業を黒字化する見込みで、Snow Manがコロナ禍で苦しむ不二家を救った形だ。

「『Snow Man』は昨年10月に発売したセカンドシングル『KISSIN’ MY LIPS/Stories』の初動売り上げが91万枚を突破。今年3月に発売されるカレンダーは20万部を超える売れ行きです。グループ人気に早い段階で目を付けた不二家は先見の明があったということです」(広告代理店関係者)

■ローソンは16日からNiziUと新たなコラボ

 一方、「Snow Man」と対照的なのが、昨年12月に鳴り物入りで正式デビューした日本人9人組のガールズグループ「NiziU」だ。発売前に50万枚に届くとみられていたデビューシングルは初動で35万枚弱にとどまった。ロッテやコーセーなどのCMが決まり、朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)で毎週のようにフィーチャーされているが、「NiziU」がどれだけ商品の宣伝に貢献しているのかは定かではない。

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