吉岡里帆に好機!低視聴率“あざとかわいい”女優脱却の勘所
鈴木亮平(37)が主演し、吉岡里帆(28)がヒロインを務める連続ドラマ「レンアイ漫画家」(フジテレビ系)が4月期に放送される。吉岡が主役級で連ドラに出演するのは実に3年ぶりのこと。昨年のCM出演本数は9本と超売れっ子で好感度も高く、演技派としても知られているのに、吉岡は“視聴率の取れない女優”のイメージが定着してしまっている。
「今回のドラマはラブコメで、吉岡さんは不器用で純粋な恋愛ベタな女性を演じます。これが吉と出るか凶と出るか。いずれにしろ、主演女優として復活できるのか試金石となるのは間違いありません」(民放ドラマディレクター)
吉岡は15年のNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」で、丸メガネの「のぶちゃん」こと田村宜役で注目を集めた。
17年の「カルテット」(TBS系)で元地下アイドルの魔性の女を演じて一気に人気女優に上り詰めると、翌年には「きみが心に棲みついた」(TBS系)、「健康で文化的な最低限度の生活」(フジテレビ系)と2本の連ドラで主演を務めた。ところが、ともに大コケ。さらに同年に2本の映画にも主演したが、興行的には振るわなかった。作品に恵まれなかったといえばそれまでだが、理由は他にもある。