「トゥナイト」で人気の髙尾晶子さんはボートレースの顔に
ところで、ボートレース関係の仕事をするきっかけは?
「オーディションで、2000年に放送された『SG競艇LIVE』の司会をさせてもらったことです。それ以来、テレビやラジオの文化放送さんのボートレース番組のレギュラーになり、気がついたら21年目。最初はボートレースそのものを知らなくて、現場リポートをする中で選手の方々に鍛えられた、って感じですね」
興味を引いたのは、ピットで自艇を相手に孤軍奮闘する選手の姿だった。
「ボートレーサーは、体力づくりはもちろん、ボートの管理からエンジンやプロペラの調整まで一人でやらなければなりません。平均年収1600万円、生涯獲得賞金のトップは松井繁選手の約37億円と華やかな面に目が向きやすいのですが、1分50秒ほどのレースにかける情熱と時間を惜しまぬ努力を知ると、奥の深さを感じてドンドンのめり込んでしまいました」
オフの日も舟券を買うためにレース場へ足を運ぶことが多い。
「結果? 残念なことに負けの方が多いんです。何年やってても難しいですね。アハハハ」