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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

「新宿の母」は過去のデータがすべてインプットされていた

公開日: 更新日:

 同級生はみな同じ干支。話題になるはずもないのは確かだ。こんな単純なことに気がつかなかった。

 社会人になって、会社の同僚・先輩は干支は違うのに、血液型ほど話題にならないのは学生時代からの延長かもしれない。当時の占い市場の半分以上を学生と女性が占めていた。学生が見向きもしない干支占いに意味があるのか、そんな疑問が出てきていた。仮に出版しても、学生の間からの口コミは期待できない。学生に関心のない占いをテレビで取り上げることもないだろう。進めるべきか後退かで頭を抱えた。

 最終的に編集者から中止が決定された。調べ上げた膨大なデータを前にがっかりする女性たち。それでも「すごく勉強になった。夢中になって調べた時間も有意義でした」とすぐに立ち直ってくれた。

 占い師や霊感師の取材はしたことがあるが、初めて占いを研究し、自分なりに学んだこともあった。より多くのデータを集め、いかに分析するかで当たる確率は高くなる。

 昔、「新宿の母」と呼ばれ伊勢丹横で占いをしていた故・栗原すみ子さんと取材を通して親交していた。ある日、通りがかりに占いしている栗原氏を横から見ていた。後にこのことを注意された。

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