なだぎ武さん 日本アカデミー賞助演男優賞を取りたい!

公開日: 更新日:

 その後は舞台中心の活動。コメディーの芝居だと、周りはみんな俳優さんだから、かなり笑いを期待されますよ。「なだぎさんお願いします」的な空気になる(笑い)。

 吉本でのコントの時は知ってる芸人ばかりだから「あ・うん」の呼吸でやれるし、芸人はリハーサルで本気を出さないけど、芝居の時は僕以外みんな俳優さんだから、稽古で僕が笑いを踏まえた演技を全部さらけ出して、俳優さんにも演出家にも「こういう感じで笑いをとるのか」とわかってもらってから、共演者が「じゃ僕はこうしよう」と考えてくれてます。稽古で決めた通りキッチリ喜劇を演じるわけです。だから、本番で逸脱したアドリブ笑いはしなくなっていたんです。

 でも、以前、西川貴教くんのミュージカルに出た時、西川くん、僕、川平慈英さんで3人の1~2分のシーンがあって、大阪公演の時に僕も西川くんも関西出身だからのっちゃって、アドリブで僕が彼を突っ込んだりして10分くらいにシーンが膨らんだんですよ。目の前のお客さんが笑ってくれて手応えを感じていたら、演技中に舞台の奥でバーン! とデカイ音がして。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 3

    立花孝志氏の行為「調査要求」オンライン署名3万6000件に…同氏の次なるターゲットは立憲民主党に

  4. 4

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    斎藤元彦知事に公選法違反「買収」疑惑急浮上しSNS大炎上!選挙広報のコンサル会社に「報酬」か

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議