なだぎ武さん 日本アカデミー賞助演男優賞を取りたい!
「R―1ぐらんぷり」を2度制覇しているひとりコントの実力派、なだぎ武さん(50)。俳優としても活躍中で、今クールの話題作「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(上白石萌音主演、TBS系)でも注目された。死ぬまでの目標は役者として憧れのあの人と同じ賞を取って芸人に影響を与えること。そして共演も……?
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僕は演じることで見る人に楽しんでいただきたいから、ずっとコントをやっていたんです。だけど、コント番組も随分なくなってきたし、今は第7世代の流れになってる中で、「僕はバラエティーの芸人じゃないな。喜劇がやりたいんだ」と、この年になってようやく気づきまして。
そういうタイミングで今年最初にドラマに出られたのは大きかったです。
舞台を始めて10年、近年は舞台に随分と出させてもらえるようになっていて、「お芝居は面白いな」と思っています。
もともとは天下の宮本亜門さんに声をかけていただいて、「ドロウジー・シャペロン」で藤原紀香さんの相手役に抜擢され、しかも初めてのミュージカルだったので、それが大きな分岐点だったんですよ。