鈴木亮平「レンアイ漫画家」はドラマ化に不向きだった?

公開日: 更新日:

 前期ドラマの中で視聴率が振るわなかった「ウチの娘は、彼氏ができない!!」(日本テレビ系)も、オタクな娘に彼氏ができないことを心配する母の構図だが、ドラマ内で描かれているオタク像が古すぎて違和感だったり、実は血の繋がらない母娘だったことがバレる展開など、話数を重ねるごとについていくのが大変な部分が非常に多かったように思う。

 平成時代のドラマならばそれが「ドラマらしさ」として評価されていたであろう”荒唐無稽”な部分が、視聴率低迷の理由と言えるかもしれない。

「レンアイ漫画家」にしても、初回を15分も拡大するのであれば、ヒロインがダメ男ホイホイになってしまったバックボーンや、鈴木亮平が演じる漫画家がなぜ、あんなにひねくれているのか?ということが少しでも垣間見れるシーンなどが欲しかった。今後それらが描かれることに期待したい。

■前期放送の「知ってるワイフ」は4話以降に変化

 しかし、フジテレビ系の木曜22時枠はもともと視聴率が高いわけではない。前期放送の「知ってるワイフ」同様、放送を重ねるごとに視聴率が伸びる可能性もある。「知ってるワイフ」も初回6%台でスタートし、4話以降に7%台が定着。最終話で9%近くまで一気に数字を伸ばした。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  1. 6

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  2. 7

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  3. 8

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  4. 9

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 10

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  5. 5

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  1. 6

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  2. 7

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  3. 8

    芳根京子《昭和新婚ラブコメ》はトップクラスの高評価!「話題性」「考察」なしの“スローなドラマ”が人気の背景

  4. 9

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 10

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ