加藤浩次に同情薄 自滅のラヴィットより“身内”にビクビク
■他のレギュラーも先行きは不透明
吉本という後ろ盾を失った加藤にとっては、視聴率的に苦戦すれば、即リストラの口実となってしまう。一方で、たとえ「スッキリ」を失っても、加藤には「がっちりマンデー!!」や「人生最高レストラン」(共にTBS系)の2つのレギュラーがあるから安泰だという見方もあるのだが、話はそう単純ではないらしい。
「『がっちりマンデー!!』はFM3層(50歳以上の男女)がメイン視聴者です。視聴者の若返りを図っているTBSにとっては、もはやいつ打ち切りとなってもおかしくない30分枠の調整番組なんです。『人生最高レストラン』ももともとはチュートリアル徳井の番組。例の脱税スキャンダルで降板しその穴埋めを加藤がしているだけで、本来は吉本枠です」(編成関係者)
しかしながら、お笑い界から加藤に対する同情の声は想像以上に少ないという。
「19年の闇営業騒動のとき、大崎洋会長ら吉本の首脳陣を糾弾し“加藤の乱”を起こしたが、結局、得をしたのは加藤だけ。吉本とエージェント契約を結んだ揚げ句、『スッキリ』のギャラの取り分は加藤と吉本で8対2になった。1日100万円以上のギャラとなって、貯金額は3億円以上もあるそうです。東京・世田谷に豪邸を構え、優雅な生活を送っている。うまみを感じなくなった吉本は加藤を切ったわけですが、先輩芸人含め、他の芸人たちはしらけた目で見ていますね」(事情通)
さらに追い打ちをかけるように「スッキリ」では、アイヌ民族への差別的発言が問題となり、先日、BPOの審議入りが決定したばかり。依然、予断を許さない状態で、花冷えの春が続く加藤の心中やいかに。