眞子さま「皇籍離脱願望」は伝統への抵抗 秋篠宮家を反映
眞子さまが結婚に執着するのはなぜか。
もちろん「生きていくために必要な選択」と述べられるほど小室さんを好きなのだろうが、果たしてそれだけだろうか。皇室の関係者はこう言った。
■秋篠宮家の自由な空気を反映
「おそらく、どうしても皇室を出たいのではないですか。皇室を出られるなら、小室さんでなくてもよかったのかも。背景に、ご両親との仲がうまくいってないこともあるし、自由な空気を知ったことも大きいと思う。秋篠宮家の方針で、眞子さまは自由に育てられた。大学も学習院大学ではなく国際基督教大学(ICU)です。外から皇室を見た時、伝統はあっても、カビが生えたような古くさい社会にうんざりしたのではないですか」
その感情は特別なことではないだろう。
上皇さまの結婚で、お妃候補に挙げられた女性たちは、そそくさと結婚して去っていったことは書いたが、戦後の自由な空気を知った旧華族たちは、皇室に自由がないことを知っていたから娘を嫁がせなかったといわれる。旧態依然としたこの空気は、現・皇后の雅子さまが結婚された時も変わっていなかったようで、「適応障害」と診断されたのも、別世界のような古い社会にいきなり放り込まれたからだといわれる。美智子さまの結婚でも多くの問題があったのに、誰も変えようとしなかったのか、あるいはあまりにも牢固な社会のために変えられなかったのか、今も続いているようだ。