眞子さま「皇籍離脱願望」は伝統への抵抗 秋篠宮家を反映

公開日: 更新日:

 眞子さまが結婚に執着するのはなぜか。

 もちろん「生きていくために必要な選択」と述べられるほど小室さんを好きなのだろうが、果たしてそれだけだろうか。皇室の関係者はこう言った。

■秋篠宮家の自由な空気を反映

「おそらく、どうしても皇室を出たいのではないですか。皇室を出られるなら、小室さんでなくてもよかったのかも。背景に、ご両親との仲がうまくいってないこともあるし、自由な空気を知ったことも大きいと思う。秋篠宮家の方針で、眞子さまは自由に育てられた。大学も学習院大学ではなく国際基督教大学(ICU)です。外から皇室を見た時、伝統はあっても、カビが生えたような古くさい社会にうんざりしたのではないですか」

 その感情は特別なことではないだろう。

 上皇さまの結婚で、お妃候補に挙げられた女性たちは、そそくさと結婚して去っていったことは書いたが、戦後の自由な空気を知った旧華族たちは、皇室に自由がないことを知っていたから娘を嫁がせなかったといわれる。旧態依然としたこの空気は、現・皇后の雅子さまが結婚された時も変わっていなかったようで、「適応障害」と診断されたのも、別世界のような古い社会にいきなり放り込まれたからだといわれる。美智子さまの結婚でも多くの問題があったのに、誰も変えようとしなかったのか、あるいはあまりにも牢固な社会のために変えられなかったのか、今も続いているようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 2

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  3. 3

    木村拓哉は《SMAPで一番まとも》中居正広の大炎上と年末年始特番での好印象で評価逆転

  4. 4

    中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?

  5. 5

    中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    フジテレビは中居正広で“緊急事態”に…清野菜名“月9”初主演作はNHKのノンフィクション番組が「渡りに船」になりそう

  3. 8

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 9

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース