オリラジ藤森慎吾 “司会1時間1000万円”オファー断った嗅覚

公開日: 更新日:

「これまで会社がブロックしてくれてた部分もあったんですけど、えっというのもあります。めちゃくちゃ怖い」

 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾(38)はこのほどテレビでそう打ち明けた。昨年いっぱいで吉本興業を退社して以降、フリーになったため仕事のオファーを直接受けるようになったところ、「1時間、イベントの司会やってくれたら1000万円出しますとか、本当かどうか分からないような、いかがわしいのもくる。そういうところのジャッジが難しい」のだという。

 いわゆる反社からのアプローチであったとすれば、2019年に発覚し騒動となった闇営業問題を彷彿させる。

「いまやタレントが事務所を選ぶ時代になった」と、業界関係者も驚く芸能界だが、芸能プロが所属タレントへオファーのきた仕事内容を精査し選別するという“安全弁”をなくすと、藤森のようなケースに見舞われるのだろうか。業界の裏事情に詳しい芸能プロデューサーがこう言う。

「藤森さんへのオファーがどこから舞い込んだのかは分かりませんが、コロナ禍でチャイナマネー絡みの仕事の案件が増えているように見えます。ある老舗芸能プロが経営に行き詰まり、中国資本のグループに入りましたが、コロナで閉店した病院とか飲食店とかアトリエとか、クラブや旅館とか、スキャンダルなどで芸能人の手放した豪邸、アダルト女優までもが買い叩かれ、このご時世でも儲けている外国人投資家向けのオークションが行われたりしているそうです」

 藤森は現在、吉本興業時代の女性マネジャーに“移籍”してもらい、スケジュール管理などの現場仕事を任せている。その様子もチャッカリ自身のユーチューブで配信するなど抜け目がないだけに、怪しい仕事に対する嗅覚は敏感なのかも。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続