吉岡里帆“どんぎつね”はバズるのに主演作が続々苦戦のワケ

公開日: 更新日:

 吉岡は現在、「レンアイ漫画家」(フジテレビ系)に主演しており、吉岡の演技自体の評判は上々だ。しかし、第7話を終えた時点での平均視聴率は5%台と低迷している。

「吉岡のコメディエンヌとしての才能は存分に発揮されているし、鈴木亮平との息もピッタリ。ネットの評判も悪くない。しかし、売れっ子漫画家が恋愛漫画を描くためにヒロインに疑似恋愛をさせるという設定に現実味がなく、無理があったのかもしれません」(ドラマ制作スタッフ)

 吉岡がこれまでに主演したドラマも成功していない。

 ただ、個性的なキャラで脇を固めたドラマの視聴率は良い。この差に主演ドラマがうまくいかないヒントがありそうだ。

■強みの「危うさ」「瞬発力」が生かされない

「吉岡の持ち味は瞬発力だと思います。短時間のCMで見せる瞬間的なかわいさや、『なんか変だぞ』と思わせる危うさというか怪しさというか、それをにおわせる演技力は抜群です。つまり、“どんぎつね”のような癖のある役が一番ハマるのです。そもそも“あざとかわいい”女優はアンチも多い。多くの女性視聴者の心をつかむ必要のある恋愛ドラマの主役で視聴率を取るのは至難の業でしょう」(弘世一紀氏)

 星野と吉岡のダブル主演で「どんぎつね物語」を深夜の30分枠などでドラマ化してみてはいかがだろうか。ネットでもバズること間違いなさそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  4. 4

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  5. 5

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  1. 6

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 7

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  3. 8

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 9

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  5. 10

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い