眞子さま“10月婚”諦めず…小室さんとの新居購入が困難な訳
秋篠宮家長女・眞子さま(29)と婚約が内定している小室圭さん(29)の結婚は暗礁に乗り上げたまま、婚約内定からこの秋で4年を迎えようとしている。2人の結婚を阻んでいる小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルは、小室さんが28枚にわたる釈明文書を公表後、元婚約者への解決金支払いによる決着を表明しているが、いまだ進展が見られない。
小室さんはニューヨーク州の弁護士資格を取得するため、2018年から留学していた米フォーダム大学ロースクールを5月に卒業。卒業式には姿を表さなかったものの、7月下旬に予定されている試験に向けて勉強に励む日々を送っているという。
「眞子さまと小室さんは、ともに30歳を迎える10月までに結婚を目指すといわれていましたが、4月の文書公表が裏目に出たことでそれも遠のき、今年中の結婚すら危ぶまれています。秋篠宮さまが結婚の条件として望まれている“多くの人の理解と祝福”は得られていないため、このままズルズルと事実婚状態が続くともいわれています」(皇室ジャーナリスト)
■現実味を帯びる眞子さまの皇室離脱
それでも、眞子さまは“10月婚”を諦めきれていないという。
小室さんは司法試験後、オリンピック(7月23日~8月8日)からパラリンピック(8月24日~9月5日)の期間に帰国して、眞子さまと結婚準備を行い、秋篠宮さまが2人の結婚についてコメントを求められる11月のお誕生日までに、一定の決着が図られる――と一部で囁かれている。
「一刻も早く眞子さまの結婚問題を決着させたいのは、秋篠宮さまも宮内庁も同じです。しかし、国民からの祝福が受けられていない中で、一般の結納にあたる『納采の儀』といった儀式を行わせられない。そのため、眞子さまが皇籍を離脱して一般人になってから結婚という道が現実味を帯び始めています」(前出・皇室ジャーナリスト)
金銭トラブル以外の懸念材料
結婚までに多くのハードルが立ちはだかる2人に、コロナ発生で新たな懸念材料が。
「小室さんが司法試験に無事合格すれば、アメリカの弁護士資格を取得する来年1月以降に就職することになるでしょう。しかし、日本で暮らすにしろ海外で暮らすにしろ、新型コロナウィルスの景気対策として行われている世界的な金融緩和で、株や不動産は軒並み高騰しています。眞子さまに支給される1億4000万円といわれる一時金でも、ニューヨークはもとより、東京都心でセキュリティーのしっかりしたマンションを簡単には購入できないでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)
■住まいは郊外か、賃貸か
今年に入って、眞子さまが都心のタワーマンションを物色していると報道されたこともあったが。
皇族から降嫁された身近な例として挙げられるのが、天皇陛下の妹、黒田清子さん。2005年に東京都職員の黒田慶樹さんと結婚。2006年に都心にあるセキュリティーのしっかりした新築マンションの住戸(約110平米)を約1億円で購入。その際、代金は清子さんに支給された一時金から一部支払われ、残り3000万円ほどの住宅ローンを黒田さんが組んだといわれている。
しかし、2006年と今では、1億円で購入できる物件の広さとクオリティーに大きく差が出ているとのこと。
「2006年は不動産市場が低迷していて、坪単価300万円~400万円で山手線内側、都心部のマンションが購入できました。現在、中古マンションでも当時の1.5~2倍程度まで相場が高騰しています」(都内不動産業者)
部屋の広さが70~80平米でも都心だと、今なら少なくても1億円はかかるという。実際、黒田夫妻が暮らしているといわれるマンションは分譲から15年が経過しているが、値段が下がるどころか値上がりしている状態だ。しかも、小室さんは無職のため、黒田さんのように住宅ローンを組むことは難しいだろう。
「秋篠宮さまは眞子さまが日本で暮らす場合、そばにいることを望まれるはずです。しかし、秋篠宮邸がある赤坂御用地周辺は超一等地のため、実家からの援助でもない限り難しいはず。もし購入するとしたら山手線の外側、もしくは当分、賃貸暮らしを選択せざるを得ないのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)