東京五輪開会式はNHKが中継 視聴率目標なんと「50%」の仰天!
視聴率が最も低かった開会式は、アメリカ、日本、西ドイツ、中国などがボイコットした1980年のモスクワの11.2%。もっとも、この時はNHKでなく、テレビ朝日の中継放送だった。
最近ではリオデジャネイロ、ロンドンが24.9%、時差が1時間で金曜日の夜だった北京は37.3%と高くなった。来週23日の東京大会の開会式は午後8時からだが、NHKは視聴率の目標を50%とはじいているという。
「50%はかなり厳しい数字ですが、おととしのラグビーW杯で、NHKが放送した決勝トーナメント『日本―南アフリカ』戦は41.6%でしたから、何としてもこれを超えたいでしょう」(大手広告代理店スポーツ担当)
ただ、無観客ではやはり盛り上がらない。入場行進で日本選手団が登場しても、聖火が点火されても、ワーッという歓声も嵐のような拍手も起こらない。観客席や街のスポーツバーなどからのリポートもなし。民放なら音楽や効果音をかぶせたり、ゲストのタレントに絶叫させたりと演出もできるが、NHKは、和久田が「素晴らしいです」「感動的です」を連発するしかない。