東京五輪開会式はNHKが中継 視聴率目標なんと「50%」の仰天!
NHKは東京オリンピック・パラリンピックの中継・関連番組に、人気の女性アナウンサーをこれでもかと並べた。
「開会式は美人で安定感抜群の和久田麻由子、閉会式は愛嬌が魅力の桑子真帆と、二枚看板を惜しげもなく使い、朝ドラ後にその日の見どころを紹介する『あさナビ』はママアナの鈴木奈穂子、夜の総集編『デイリーハイライト』はおじさまファンの多い井上あさひ。スポーツ番組の経験が豊富な杉浦友紀は中継キャスターとパラリンピック開会式。このほか、『クローズアップ現代+』でいつも穏やかな保里小百合、若者向けに副島萌生、物おじしないキャラがウケてる赤木野々花と、もう完璧ですよ。それもすべて局アナ。民放が全キー局からかき集めても、これだけの顔ぶれは、逆立ちしても揃えられません」(テレビ誌編集デスク)
民放各局は日替わりで放送を担当するが、ワイドショーディレクターは「ウチよりNHKを見ちゃうかもしれない」なんて笑う。
では、オリンピック放送はどのくらい見られているのか。これまで、開会式で最も視聴率(世帯)が高かったのは、「世界中の青空を全部持ってきたような、素晴らしい秋日和でございます」という北出清五郎アナの名調子で始まった1964年の東京大会で、61.2%とほとんど日本中が見た。その日は土曜日で、午前中で仕事や学校が終わり、家の白黒テレビや街頭テレビにみなかじりついた。