福山雅治が9年ぶり「ガリレオ」シリーズに意気込む カリスマ復活なるか?
福山雅治(52)が、実に9年ぶりに「ガリレオ」シリーズに主演する。2007年にフジテレビ系月9枠で始まった「ガリレオ」は、福山演じる天才学者・湯川学が科学的な検証と推理で難事件を解決する物語。湯川の決めゼリフ「実に面白い」は、ミクシィが18年に調査した「平成を代表するテレビドラマの言葉」で7位にランクインした。映画は08年に「容疑者Xの献身」、13年に「真夏の方程式」が製作され、22年公開の今回は第3弾「沈黙のパレード」となる。
平成を代表する人気ドラマであり、福山にとって一番の当たり役でもある湯川の9年ぶりの登場とあって、ネットは歓喜の声であふれている。福山自身も、「僕も湯川とともに今作の映画化における極上のエンターテインメントを探求したいと思います」と、決意をにじませた。
「福山さんはここ数年、湯川以上の当たり役に巡り合えていませんから、気合が入るのも当然でしょう。映画は『そして父になる』や『三度目の殺人』といった是枝裕和監督作品、『ガリレオ』シリーズでもメガホンを取っている西谷弘監督の『マチネの終わりに』など、作品自体はいずれも高い評価を受けています。しかし、福山の演技だけが高く評価されているわけではありません。『そして父になる』は国際的な賞も受賞し大ヒットを飛ばしましたが、日本アカデミー賞で最優秀賞を受賞したのは助演のリリー・フランキーと真木よう子でした。『三度目の殺人』も助演の役所広司と広瀬すずが最優秀賞を受賞しましたが、福山は候補に挙がりませんでした」(映画製作関係者)