松本人志と太田光が7年ぶりTV共演で話題 “犬猿の仲”伝説を生んだ「揶揄と土下座」騒動
■「犬猿の仲が仲良くなると最強」
そんなこんなで7年間、今回の共演は太田光の妻で所属事務所社長の太田光代(57)らが動いたようで、光代社長はSNSで松本のツイートをリツイートするなどして、番組の盛り上げに一役買っていた。「共演NG」というワードは大根仁監督演出のドラマのタイトルにもなったが、実際にはどうなのか。
「共演NGというのは、かねて芸能界にはあります。顔を合わせるのも嫌というリストが出回ったりして、キャスティング後に揉めないよう、プロデューサーが売れっ子順、大物順に差配したりしたものです。まあ、実際のところはキャラかぶりが一番だと思います。ドラマであれバラエティーであれ、それはあり得ないし、あるとせめぎ合いになってしまうから、同じ番組で『今週はいいから、来週お願いしますよ』などと事務所と交渉が行われたりしている。結局は同じポジションをめぐる椅子取り、覇権争いですね。太田はかつて、とんねるず、浅草キッドの水道橋博士とも相性が悪いといわれていました」(民放の放送作家)
もっとも、NGは時が経てばOKに変わったり、関係修復という話もザラだそうで、太田に「大嫌い」と言わしめたビートたけしは同じ番組でこう言ったという。
「犬猿の仲が仲良くなったくらい強いものはないんだよ。はじめはけんかして、それが仲良くなると最強なんだよ」
コロナ禍でますますネットに視聴者を持っていかれている今、「共演NG」を逆手に、松本と太田が手を取り合ったのかもしれない。