廃盤マニアの方へ…「ゆーとぴあ」ホープ師匠のCD買ってやってよ!
町内会に住むお笑い界の大先輩、ゴムパッチンの芸でかつて一世を風靡した「ゆーとぴあ」のホープ師匠がニコニコと満面の笑みで俺に近づいてきたのだ……。
イヤ~だ!! 絶対にイヤだ!!この師匠とできることなら付き合いたくな~い! 話したくな~い! 同じ空気さえ吸いたくな~い!!
師匠と一緒にいて過去にいいことなんかノミの爪のあかほども味わったことがないのだ。
サウナに入れば、ヤ〇ザの背中いっぱいに彫られた威勢のいい鯉の滝登りのイレズミを「いや~、ダンナさん、めでたいですね~背中の鯛」とあらぬ言葉を発し、超バリトンの声で「おい、カリカリの鯛焼きにしたろか」と睨まれ、もう何年も鰻屋で一杯と誘われ続けているのに、鰻どころか穴子いやドジョウさえ一度も食わせてくれたことはなく、それどころかお新香オンリー(しかも入れ歯だからタクアンを小さく切ってクチャクチャペチャペチャと汚ねーのなんの)という幸せでないエピソードが3桁はあるんだから、エンガチョ(不浄のものとの縁を切る言葉)したくなるのだ……。