オダギリジョー脚本・監督NHKドラマ「オリバーな犬」収録2カ月がかり、3話ぽっきりのウラ読み
17日にスタートしたNHKドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」(総合金曜午後10時)は、オダギリジョーが脚本を書き、監督もやったというだけで期待を持たせるが、クセの強~い役者たちの珍妙な役にハマり切った怪演も見どころ。3話連続。
物語は、狭間県警の鑑識課警察犬係・青葉一平(池松壮亮)と相棒のオリバー号が、次々と発生する事件の捜査に当たるうちに、いつの間にか不可解な陰謀に利用され、絶体絶命のピンチに! 果たして一人一犬の運命やいかに……というサスペンスコメディーである。
第1話は、特殊詐欺事案に出動し、カネの受け取り犯のにおいを追っていると、草むらでオリバーが見つけたのは、なんと缶に入った拳銃。これをキッカケに、青葉は半グレ集団(リーダー・永山瑛太)とやくざ組織(若頭・松重豊)の抗争に巻き込まれたり、あの尾畠春夫さんそっくりのスーパーボランティア(佐藤浩市)が11年前に失踪した女児の遺体を発見したり、その真相をフリーの記者(永瀬正敏)が追いかけ、謎の老紳士(橋爪功)、ホームレス(柄本明)が絡んでくる。