船舶免許に挑む俺の野望 これで大間のマグロ釣りの仕事が来るかも
「人生生涯勉強」というと聞こえがいいけど、実は俺、このたび、62歳なのに2級小型船舶の免許を取る決意をしました。
なぜ、そーなったかという経緯は至って単純なことで、この秋に役者として映画撮影に臨むのですが、その役どころは漁師~!!
漁師ときたら、「厳寒の凍てつく冬の海は、まるですべてを一瞬にして氷の世界に封じ込めてしまおうと、高く荒々しい波に立ち向かう漁師に襲い掛かってくるのであった……それは50年、この海と闘ってきた漁師であっても決して気を緩めることのできない、まさに戦場であったのだ……」というシーンて絶対にありますよねェ? と、ほとんど妄想的にまだ脚本も見ないうちに勝手に決めてしまった俺……で、船舶の免許へとなったのです。
映画やドラマの船やら大型トラック(もちろんジャンボジェット機やヘリコプターは当たり前ですよ)などなどのシーンを撮影する際は吹き替えといって、免許を持っている人がその役の人の衣装をそっくり着て、髪形も同じようなカツラをかぶり、引いたカメラの広い画を撮って、その後、役者の顔だけアップで撮影して、いかにもハンドルを握っているように編集するのです。