仲村トオル「日本沈没」で首相に、今年はドラマ5本目! 不器用タイプなのに出演作目白押しなワケ
「あのトオルが総理大臣なんて、時の流れを感じますねえ」(映画制作会社関係者)なんて声もある。
10日に好スタートを切った小栗旬(38)主演のTBS日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」(日曜夜9時)で、東山首相役を演じている仲村トオル(56)のことだ。
仲村は、1985年の映画「ビー・バップ・ハイスクール」で、ヤンキーのトオル役でデビュー。翌86年から始まった連ドラ「あぶない刑事」シリーズ(日本テレビ)では、タカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)にイジられる新人刑事・透役で人気に。あれから三十数年の時が流れ、仲村は今やすっかりダンディーなイケオジ俳優として女性人気も高い。
「仲村さんは昔から口ベタでストイック、意外と涙もろくて家族思いなところも全然変わらない。彼のことを悪く言うスタッフを見たことがないですね。数年前に、偉い人間になったと勘違いされたくないから“付き人”をつけなくなったなんて話をしていましたが、主役、脇役を問わず、出演作が絶えないのは、こうした人柄によるところも大きいように思います」(前出の映画制作会社関係者)