菅田将暉&小松菜奈にみる人生設計の堅実さ…“さとり世代”の結婚観が垣間見えた
俳優の菅田将暉(28)と女優の小松菜奈(25)が15日、それぞれのSNSや所属事務所を通じて結婚したことを発表した。かねてより交際が報道されていたこともあり、今年5月に結婚発表した星野源(40)と新垣結衣(33)の結婚に比べると、世間の驚きは少なかったが、それでも20代で人気絶頂の2人だけに意外に思った人も多そうだ。
3度目の共演となった映画「糸」の番宣の際、小学生男子が好きな女の子を自慢するようにはしゃぎながら小松の良いところを述べている菅田を見て、この2人は結婚するかもしれないと思ったが、同じように感じている視聴者もいたようだ。
一部報道で、菅田が小松に対して「この人を逃したくない」と猛アプローチをしたとあったが、実はこれこそが菅田と小松が属する「さとり世代」の結婚の特徴だろう。2人と同様に若い世代の結婚に対する価値観が変わりつつあるという。
■17~34歳の無欲な若者たち
さとり世代とは、一般的に1987年から2004年生まれ(現在17~34歳)の人を指す。「欲と煩悩を持たない生き方をする若者」を意味し、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」で生まれ、広まった言葉だ。