竹野内豊が「研音を円満退社」と聞いて周囲を当たってみたが…
先日、佐々木蔵之介(53)が結婚したことで、本当に“最後の独身大物俳優”となったのが、竹野内豊(50)だ。
その竹野内、26年間所属してきた大手芸能事務所「研音」を年内いっぱいで退所すると発表した。自身の筆文字で「五十歳を節目とし環境を変えてみたいという突き上げられる思いを感じ、新たな心で原点に立ち再スタートを試みたいという思いから決断に至った」とコメントしている。
この話を耳にした瞬間、何か起きたのかと疑問を感じ、トラブルなのかとあちこち当たってみたが、これといった問題は出てこなかった。まさしく「円満退所」という感じだが、研音はタレントにとって「非常にいい事務所」であると認識しているから何か釈然としないものもある。
そんな折、ある映画プロデューサーと話をしたら、「あれくらいのトップクラスの俳優になると、言いにくいけどマネジャーは必要ないんですよ」と言っていて納得した。こういう役をやりたいと“じかに注文”できる業界人がたくさんいるので、まったく問題なく仕事ができるというのだ。
古くは故・高倉健さん、今なら役所広司らがそういう存在だそうだ。黙っていても仕事が来るので、選んでいくだけらしい。バラエティー番組に出演するなら仕事の交通整理が面倒らしいが、竹野内の場合はその心配はない。ま、そんな存在になりたいものだ。