BTSメンバー相次ぎコロナ感染もファンは「兵役問題」にヤキモキ 韓国では世論が真っ二つ
先月開催された、韓国国会の委員会で、芸能分野を免除対象に加えるか審議されることとなり、与野党の国会議員から「国の利益のためにもBTSの兵役免除を真剣に議論すべき」と兵役法の改正案、いわゆる"BTS法案"の議論が巻き起こったが、今のところ結果は出ていない。国民の意見を聞いてさらに審議を進めることとなった。
■韓国ではBTSの兵役をめぐり世論が二分
「韓国では、兵役にいってこそ、一人前という意識が根強く残っています。BTS本人たちも、兵役に行くべきであると認識しているようです。しかし、これだけ世界的に影響力があり、韓国の地位向上に貢献したBTSを兵役に行かせるのは、韓国政府としては矛盾が生じると感じたのでしょうね。しかし、反対意見も多く、韓国社会の意見を二分しています」(前出の松庭直氏)
実際、韓国のSNSなどでは、〈BTSは韓国の地位向上に世界的に関与しているのに兵役免除されないのは納得いかない〉〈BTSは五輪メダリストやクラシックのコンクール受賞者よりはるかに貢献している〉という声がある一方、〈BTSほどの人気があれば2年くらい兵役へいったところで大丈夫だろう〉〈本人たちも行く意思を示しているのだから、兵役に行ったらさらに人気に繋がるのでは〉といった意見も出ている。