BTSメンバー相次ぎコロナ感染もファンは「兵役問題」にヤキモキ 韓国では世論が真っ二つ

公開日: 更新日:

 先月開催された、韓国国会の委員会で、芸能分野を免除対象に加えるか審議されることとなり、与野党の国会議員から「国の利益のためにもBTSの兵役免除を真剣に議論すべき」と兵役法の改正案、いわゆる"BTS法案"の議論が巻き起こったが、今のところ結果は出ていない。国民の意見を聞いてさらに審議を進めることとなった。

■韓国ではBTSの兵役をめぐり世論が二分

「韓国では、兵役にいってこそ、一人前という意識が根強く残っています。BTS本人たちも、兵役に行くべきであると認識しているようです。しかし、これだけ世界的に影響力があり、韓国の地位向上に貢献したBTSを兵役に行かせるのは、韓国政府としては矛盾が生じると感じたのでしょうね。しかし、反対意見も多く、韓国社会の意見を二分しています」(前出の松庭直氏)

 実際、韓国のSNSなどでは、〈BTSは韓国の地位向上に世界的に関与しているのに兵役免除されないのは納得いかない〉〈BTSは五輪メダリストやクラシックのコンクール受賞者よりはるかに貢献している〉という声がある一方、〈BTSほどの人気があれば2年くらい兵役へいったところで大丈夫だろう〉〈本人たちも行く意思を示しているのだから、兵役に行ったらさらに人気に繋がるのでは〉といった意見も出ている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言