著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<125>早貴被告との面会を弁護士は頑なに拒否「回答は差し控えさせていただきます」

公開日: 更新日:

「こんな電話で話すよりも今から会ってお話をしましょうよ」

 私は早貴被告の担当のU弁護士にそう提案した。

「いえ、それはできません」

「なぜですか? 会って話した方がお互いに誤解があったら解決するかもしれないでしょ」

 至極まっとうな申し込みだと思うが、相手は頑なに拒絶した。

「あなたは弁護士バッジを持っていて法律の知識もおありでしょうから、誤解されないように説明したらよろしいじゃないですか」

 そのように誘っても拒絶は続いた。

あのね、あなた方がアプリコの顧問弁護士でもないのに、アプリコからお金が振り込まれたことは書きますよ。もしあなたがお金を受け取るのなら早貴さんの口座からでなければ違法になるのは分かりますよね」

「回答は差し控えさせていただきます」

「都合が悪くなると『回答は差し控えさせていただきます』とか『お答えできません』の繰り返しじゃないですか。キミはそれで本当にバッジを着けているんですか?」

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