菅田将暉「ミステリと言う勿れ」にも“物言い” ドラマは原作と違う仕上がりの方がヒット?
〈原作のキャラとイメージが違う〉なんて否定的なコメントも多かった菅田将暉(28)主演のフジテレビ系月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」。とはいえ、10日放送の初回の世帯視聴率は2ケタ、見逃し配信も同局歴代最速で100万再生を突破と滑り出しは上々だ。まあ「ミステリ」のようにコミック原作のドラマには必ず熱狂的な原作ファンから物言いがつくもの。
「原作は現在10巻が発売され、累計で1300万部を突破しているので、百数十万人のファンがいる計算になる。無視できない数字ですが、実際には原作を知らない視聴者の方が圧倒的に多いわけですよ。原作を尊重するのは当たり前ですが、実写化に当たり、万人ウケするように原作とは違うデフォルメを加えた方がヒットするケースが多い気がします」(ドラマ制作会社関係者)
2020年11月~21年3月に第2シーズンが放送された上野樹里(35)主演の「監察医 朝顔」(フジ系)も、「朝顔の父親役の時任三郎さんなんて見た目からして原作とは百八十度違いますからねえ」(テレビ誌ライター)。
もはや国民的グルメドラマと言ってもいいか、シーズン9を数える松重豊(58)主演の「孤独のグルメ」(テレビ東京系)なんて、もはや原作を超える存在になってしまっている。