モグライダーが笑って明かす貧乏生活 バイトの失敗談が“珍プレー漫才”のネタに
モグライダー(漫才コンビ)
昨年末「M-1グランプリ2021」で初出場で最初のネタ順にもかかわらず、美川憲一の「さそり座の女」ネタで爆笑をさらい、歴代のトップバッターで最高得点を挙げたモグライダー。ツッコミ、芝大輔さんはつらい肉体労働を続け、強烈なボケ、ともしげさんはコンビ解散を繰り返した。違う事務所出身のお互いの出会いから、ネタができるまでの苦労……。
■「10回ほど解散しています」(ともしげ)
芝大輔 僕は理想の相方像として「顔はハデメでバカっぽいやつがいいな」と思っていた時に、あるライブを見に行ったらコンビで出ていた相方を見て。次回のライブも見に行くと、解散していたらしく僕のように客席で見ていた。打ち上げで出会って「よさそうだなあ」と思いました。
ともしげ 僕は10回ほど解散してます。僕は相方になってくれた人が書いてくれたネタをネタ見せの時に忘れたりかんじゃったりして、僕のトチリがウケちゃうんですよ。「こいつとじゃコンビできねえや」と思われて解散されちゃうんです。同期の三四郎にも「ともちゃんと組む人はいないよ」と言われて。その通り、いろんな人を誘っては断られてました。