小泉今日子「私の16才」から40年の軌跡…現在のアイドルシーンの“源流”を構築
小泉今日子(56)がデビュー40周年を迎え、実に31年ぶりとなる全国ホールツアーをスタート。往年のファンを盛り上げている。1982年、「私の16才」でデビューした小泉は客席に向かって、こんな挨拶をしたそうだ。
「16歳だった私はどんな未来を夢見ていたのか。望んだ未来に今の私は立っているのか。40周年を迎える私はその答えを探しに旅に出ることにしました。どうせなら楽しい旅がいいですよね、頑張りまーす」
そのデビュー曲はもちろん、17歳で初主演した連続ドラマ「あんみつ姫」の主題歌「まっ赤な女の子」「渚のはいから人魚」に「学園天国」、さらにミリオンヒットした「あなたに会えてよかった」などなど。彼女の曲で青春時代を過ごした世代にはたまらないステージに違いない。
このほど本人と対談した構成作家のチャッピー加藤氏はこう言う。
「小泉さんは80年代を代表するアイドルであるだけでなく、80年代歌謡曲をこよなく愛しているファンでもあるそうです。ほとんどのヒット曲を覚えてらっしゃるし、ピンク・レディーの楽曲を振り付けも含め全部覚えていて、歌って踊れたりする。小ネタも豊富で、ずっとお話を聞いていたくなります。『カラオケに80年代部屋をつくったら面白いのに』なんてアイデアもお持ちでした」