石橋凌こそ最も旬な芸能一家の“当主”!気になる次女・静河との共演は?
今となれば〈えっ、歌手だったの?〉なんて声もある。フジテレビ系連続ドラマ「やんごとなき一族」(毎週木曜よる10時~)に出演中の石橋凌(65)。“やんごとない深山家”の頂点に立つ当主・圭一役を熱演している。
「大げさでふてぶてしいセリフの数々が、石橋さんの雰囲気に見事にマッチしてますよね。石橋さんといえば、1994年に放送された織田裕二さん主演の大ヒットドラマ『お金がない!』で演じた氷室役の野心家のイメージがいまだ強いようですが、今回の圭一役は氷室以来の当たり役になりそうです」(テレビ誌編集者)
近頃は、次女で女優の石橋静河(27)の活躍ぶりも大きな話題に。現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ではあの静御前役を演じるなど、まさにスター街道をまい進中だ。また、長女の優河(30)はシンガーソングライターとして活動しており、2020年にはミュージカル「VIOLET」で主役VIOLETをオーディションで勝ち取っている。
「石橋さんの妻である女優の原田美枝子さんもここ数年CMも含めて大活躍で、現在放送中の朝ドラ『ちむどんどん』の東京編への出演も決まっている。物語のカギを握る重要な役柄だそうで、こちらも楽しみです。〈芸能一家〉と呼ばれる家族は何十組といますが、ある意味、いま最も“旬”なのは石橋家と言えるかもしれませんね」(前出のテレビ誌編集者)
コワモテな石橋はクセのある役柄にキャスティングされることが多く、長年ドラマや映画に引っ張りだこ。かつては伝説のロックバンドA.R.B.のボーカルとしてロックファンから人気を博し、解散後もソロ歌手として活動している。
ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「A.R.B.はメッセージ性の強い歌詞が多く、社会派ロックという立ち位置で男性ファンが多かったのが特徴。ソロになってからはアルバムも出し、ライブ活動も活発に行っていた石橋さんですが、コロナ禍でライブは一時お休み状態に。でも、昨年12月からはまた再開されているようです」と話す。
長女とはライブで共演
山下氏は7年ほど前、とあるCDショップ内で開催されたミニライブで石橋の歌声を聴き、改めてその声量と声の艶に驚いたそうだ。
「A.R.B.時代から歌唱力は他のバンドのボーカルと比べても群を抜いていた石橋さんですが、60代の今も衰え知らず。ライブ当日、店内に響き渡る迫力ある歌声を聴いて〈石橋凌って歌も歌えるの?〉と偶然店に居合わせて驚いた様子の人もいた。若い世代は歌手だと認識していない人が多いですものね。その日のSNSに〈石橋凌って歌がめっちゃうまい!>なんて書き込みも見られました」と山下氏は笑う。
かつて自身のライブで長女の優河と共演したことも。そうなると、次女・静河とのドラマや映画での共演にも期待が高まる。
「親子仲は良いようですから、可能性はゼロではないかと。長女の優河さんはどちらかというと石橋さん似、静河さんはお父さんとお母さんのミックスに見えますが、実際に並んだところを見て、どのぐらい父娘が似ているか、ちょっと見てみたいですよね」(在京キー局関係者)
60代になってもロック魂を忘れない石橋。その熱い歌声をまた歌番組などでたっぷりと披露してほしいものだ。