インスタントジョンソン・じゃいさん「誰もが楽しめる理想の競馬を実現したい」
インスタントジョンソン・じゃいさん(芸人/50歳)
競馬通で競馬番組などでおなじみのじゃいさんは先月、5年間に遡る馬券払戻金に対する、数千万円の追徴課税を受けてニュースに。奥さんや親のお金も充てて払い、今は国税不服審判所で不服申し立てを請求中だ。死ぬまでにやりたいことは誰もが楽しめる理想の競馬。現在の状況と未来の競馬界への思いを聞かせてもらった。
■数千万円かかる弁護士費用のため寄付をつのる
──不服申し立ての目的を教えてください。
今回の件で、お金を返してほしいわけではなくて、不服も、申し立てをしないとメディアがやがては取り合ってくれなくなるし、僕としては賛同してくれる人を寄付という形で募る目的もありました。寄付は寄付してくれる方の負担が少ない設定にして1人100円からで、上限1000円。今540万円。金額より大事なのは人数です。1万2000人を超えました。
お金はすべて弁護士費用、税理士費用に回します。裁判は6年かかり、数千万円必要と言われていました。この負担は、現在、借金してしまった僕の身では到底払えないので、集めさせていただいてます。大きな金額を出すと言ってくれた投資家の方もいたのですが、お断りしました。それよりも人数が多い方が世論にもなり、僕の力にもなりますし。