緑魔子編(3)自覚はなかったかもしれないけれど「日本のアンナ・カリーナ」をやっていた
1966年3月、緑魔子は「非行少女ヨーコ」に主演した。これは降旗康男の監督デビュー作で、幼馴染みを頼って東京へ出てきた家出娘のヨーコが、新宿にたむろする若者たちのグループと親しくなり、やがて睡眠薬を服用することに溺れていく。彼女は生きる目的が見えない、やり場のない状況を変えるた…
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