緑魔子編(5)山田洋次さんと森﨑東さんは松竹映画2作品で「聖女としてのイメージ」をつくり上げた
「無垢な聖女を思わせる星子役の緑魔子さんが印象的」
緑魔子は1968年公開の松竹映画「吹けば飛ぶよな男だが」でヒロインの花子を演じた。
この映画は大阪を舞台に、なべおさみ扮するチンピラのサブが、自分と同じ不幸な境遇で育った家出少女の花子に親近感を覚えたことから始まる、山田洋次監督の喜劇。山田監督としてはハナ肇が主演した一…
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