“俳優”香取慎吾がジャニーズ退所5年で再評価 快進撃を支える「恵まれた職場環境」
ジャニーズ事務所を退所して今月で丸5年、“俳優”香取慎吾(45)が再評価されている。
23日に主演映画「犬も食わねどチャーリーは笑う」が全国ロードショー。10月1日からは、草彅剛(48)との2人芝居「burst! ~危険なふたり~」が上演される。およそ7年ぶりの再演で、演出は三谷幸喜氏(61)。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を書き終えた三谷氏が手掛ける。
同作では、岸井ゆきの(30)演じる日和の夫・裕次郎役を怪演。結婚4年目を迎える夫婦で、妻は情けなくて鈍感なダメ夫に対する不満をSNSの「旦那デスノート」に投稿。妻のおぞましい本音ノートを知ったことを機に、物語が展開していく。
香取は、2019年に公開された主演映画「凪待ち」でも“難あり男”を演じていた。ギャンブルにのめり込んで借金を繰り返し、支援者まで裏切って無一文になってしまう、ダメを超えた“クズ男”。監督は、「孤狼の血」シリーズや「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」などアウトロー作品に定評がある白石和彌氏(47)。香取にとっては、SMAP解散後、初のソロ主演作だった。白石監督のもくろみ通り、既存のアイドルイメージからの脱却に成功し、演じ手として一目置かれる存在に。