“いま旬”プロデューサー佐久間宣行氏の魅力は「おじさん力」 出し惜しみしない等身大感覚
2019年には、テレ東局員ながら「オールナイトニッポン0」(ニッポン放送)のメインパーソナリティーに抜擢。21年にテレ東を退社すると、Yahoo!ニューストピックスで報じられるほどだった。
■好感度を支える「等身大」と「親近感」
独立したこの1年間は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)の特別番組の総合司会、朝の情報番組でエンタメ系コメンテーター、ロケ番組などで演者としても活躍している。今期は新番組「盛ラジオ」(テレ東系)でメインMC、お笑い養成所を舞台にしたドラマ「最初はパー」(テレビ朝日系)で総合監修を務めている。
佐久間氏の魅力はおじさんのリアル感を出し惜しみしない「“等身大”感」と、エンタメライターの伊藤雅奈子氏は分析する。
「オールナイトニッポン0」では、名物テレビマンとしての1週間を振り返る一方で、高校1年生の娘と過ごしたプライベートタイムもオープンに。今年9月には娘と箱根神社に行ったことを話したり、同番組は日本民間放送連盟賞ラジオのラジオ生ワイド番組部門・最優秀賞を受賞。審査員から「頭抜けた大声に大笑い、圧倒的なトーク力と熱量に感嘆させられる」と講評されている。