《池上無双オワタ》…テレ東選挙特番を視聴者バッサリ! 識者もマンネリと時代遅れ指摘
10日に放送された民放テレビ各局の参院選開票特番の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ・関東地区)が公表された。それによると、日本テレビの「zero選挙2022」が9.4%、テレビ東京「池上彰の参院選ライブ」が7.1%、テレビ朝日「選挙ステーション2022」が7.0%、TBS「選挙の日2022」が6.4%、フジテレビ「Live選挙サンデー」が5.7%だった。
この結果に対して「神通力が失われた」「無双オワタ」などとネット上で騒がれているのが、テレ東の選挙番組を担当した池上彰氏(71)だ。池上氏は与野党幹部や当選者らに厳しい質問をぶつけ、本音を引き出す“池上無双”の造語で知られ、過去の特番は高く評価されてきた。ところが、今回は番組の後半で「池上無双の切れ味は」との視聴者投票が行われ、「鋭くなかった」(56%)が「鋭かった」(44%)を大きく上回った。
この結果に池上氏は「もうそろそろ退陣しろということなんでしょうかね」などと漏らしていたが、ネット上で池上擁護の声と並行してチラホラ見られたのが「テレビの横並びの選挙特番は時代遅れ」「これでいいの? テレビの選挙報道」といった意見だ。