「ラジオの新帝王」パンサー向井の“新戦略” バズる要素とシュールな笑いは届くか
TBSラジオの朝のレギュラー番組「パンサー向井の#ふらっと」が3月28日スタートした。長年、伊集院光(54)が務めた“朝の顔”をバトンタッチしたのは、お笑いトリオ「パンサー」の向井慧(36)だ。
誰でもフラットに、気軽にふらっと立ち寄ってほしいという意味が込められているそうで、何やら伊集院のパワハラ問題のアンチテーゼを思わせるタイトル。曜日パートナーは月曜日が滝沢カレン(29)、火曜日が「ココリコ」田中直樹(50)、水曜日が三田寛子(56)、木曜日が髙橋ひかる(20)で年齢層は幅広い。モデル、芸人、梨園の妻、国民的美少女といった多彩なパートナーを相手に、向井がどう立ち回るかが注目される。
向井にとっては初の平日午前の冠帯番組だが、ラジオのレギュラー本数がすでに4本という実力派。かつて伊集院が「らじおと」と月曜深夜の「深夜の馬鹿力」(いずれもTBSラジオ)のダブルヘッダーで“ラジオの帝王”と呼ばれたが、今や向井が“ラジオの新帝王”だ。
“向井新体制”を華々しくスタートさせるべく、初回放送では、バラエティー番組で活躍中の滝沢が「リスナー」を「ラジオ聴き」と命名する独特なセンスを発揮し、ツイッターでトレンド1位に。書き込まれたメッセージには、〈向井さんと滝沢さんとさわやかな掛け合い〉〈向井の声は聞きやすく朝の番組に合ってる〉〈2人がほんわかして良かった〉など、前向きな意見が多かった。