ジャニーズ勢6組“てんこ盛り”NHK紅白出場でも…事務所の“本推し”は「なにわ男子」だけ
今年の紅白でも「ジャニーズ祭り」が繰り広げられそうだ。
昨年11月デビューの7人組「なにわ男子」が初出場する他、「関ジャニ∞」、メンバー3人の脱退で空中分解する「King & Prince(キンプリ)」、先日ジャニーズを去った滝沢秀明氏プロデュースによる「SixTONES」「Snow Man」、さらにデビュー25周年の「KinKi Kids」が6年ぶり2度目の出場となる。
「いわゆるジャニーズ枠は、ジャニーズ事務所の意向によって出場者が決まります。その顔ぶれからは故ジャニー喜多川氏の姪であるジュリー社長の今の考えが透けて見えますね」と、ジャニーズ担当の長い芸能ジャーナリストは言い、こう続ける。
「滝沢氏の退社にキンプリの大量脱退。一見するとつながらない事態の共通の背景としてあがるのがジュリー社長のタレントに対する冷たい待遇と対応だといわれています。週刊文春が特集した記事にジャニーズ事務所が即、法的措置をチラつかせたのは図星だからではないでしょうか」
KinKi Kidsの堂本光一は滝沢氏に代わり、公演の演出をしていくという。だが、「若手育成を担う関連会社『ジャニーズアイランド』は井ノ原快彦が社長を引き継ぎましたけど、その能力は未知数。滝沢氏のようなジャニーさん仕込みの演出力は期待しても無理がある。外部からも有能な演出家を呼ぶのでしょうけど、ジャニーズの公演の屋台骨であるスタッフからして、ガタが生じているのは間違いない」(前出の芸能ジャーナリスト)。