“ポスト香川照之”の有力候補・山本耕史は「男っぽい声」と「コメディーセンス」でうならせる
《三浦の姑息な姿を見事に演じ切っている。いま一番輝いている脇役》なんて声もネット上にはある。
佳境も佳境のNHK大河「鎌倉殿の13人」で、北条義時(小栗旬)の盟友・三浦義村を演じる山本耕史(46)。
「27日の第45回『八幡宮の階段』の放送後は、公暁役の寛一郎さんや、源仲章役の生田斗真さんの鬼気迫る熱演に絶賛の声も上がりましたが、その一方で《三浦が一番嫌いなやつ》なんてコメントも。演者にとっては最大の賛辞でしょう」(テレビ誌ライター)
確かに山本耕史は輝いて見える。「鎌倉殿」と並んで、TBS系連ドラ「クロサギ」でもシロサギの白石陽一役を好演。主人公の黒崎高志郎(平野紫耀=King&Prince)と白石の掛け合いは《兄弟みたいで可愛い》などと、こちらも好評だ。
「山本さんの魅力のひとつは意外と男っぽい声。それと、さりげないコメディーセンスですよね」と、芸能ライターの山下真夏氏がこう続ける。
「先日、テレビ東京の午後のロードショーを見ていたんですが、山本さんの吹き替えとすぐに分かりました。16歳の時にフジテレビの連ドラ『ひとつ屋根の下』で車椅子の少年を演じてブレークした当時は線が細い印象でしたが、マッチョに肉体改造もして、いい感じで“大人の男”に仕上がってきましたよね」