唐田えりか、渡部建、伊藤健太郎も…芸能界で「不祥事からの復帰」までは数年単位が“普通”
今年の世相を表す「今年の漢字」の発表は12日だが、“芸能界を象徴する今年の漢字”は復帰の「復」だろう。戻ることを意味する「復」をかなえるべく動き出した人が目についた年だった。
前代未聞の多目的トイレ不倫で、すべての仕事を失った“アンジャッシュ”の渡部建。2月に1年8カ月ぶりに千葉テレビで復帰した。
ローカルをきっかけに東京のテレビという算段だったろうが、いまだにネット番組などに出るのが精いっぱい。テレビ関係者は、「タレントの世界は明石家さんまのような抜けた存在でない限り交代要員には困らない。渡部が以前のような位置につくのはかなり難しい」という。
自身の車でバイクと衝突事故を起こし、現場から離れ道路交通法違反の疑いで逮捕され、その後俳優の仕事を自重した伊藤健太郎。今年6月、主演映画が公開。本格的に芸能活動を再開した。
「若手俳優枠は粒ぞろい。伊藤は伸びようとしていた時の不祥事だけに大きな差をつけられた。今後は作品と役選びがカギになるのでは」(演劇関係者)