中居正広「長期休養説」広まり冠番組の制作現場は大混乱…事務所コメントが拍車
11日放送の年末恒例「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2022」(フジテレビ系)も、番組表ではずっと(仮)となっていた。予定している中居のVTR出演がなくなっても、タイトルはそのままにするか、現場は悩んだに違いない。
なまじ「冠」が付いているために、代役放送のたびに中居不在の印象は強まり、「やっぱり復帰できないのかねえ」と視聴者に思われるのは、中居も嫌だろう。また、番組に出演していなくても、テレビ局は名前使用料を払い続けなければならない。こうしたもろもろの不都合があるのだが、中居正広の冠を外して番組継続というのも考えにくい。そうなると、「いったん終わりにしましょうか」という話は出てくるだろう。
日本テレビの福田博之常務やTBSの佐々木卓社長が、「仕事のことは忘れてゆっくり休養を」「まずは休養に専念して」といたわったものの、「一日も早く番組復帰を」と言わなかったのは、すでに“中居後”のめどが付き始めているからなのかと勘繰りたくなる。
まあ、金スマも「ザ!世界仰天ニュース」(日テレ系)もスタートしてから20年以上、マンネリ感は否めない。ここらが引き際ということで、まったく新しい企画・番組もいいんじゃないか。NHKあたりは中居を使った面白いアイデアを持っていそうだよ。
(コラムニスト・海原かみな)