市川団十郎の芸は“見るに値せず”…市川中車(香川照之)の俳優復帰に尽力し露呈した本当の実力
「13代目市川団十郎白猿襲名披露 8代目市川新之助初舞台『十二月大歌舞伎』」で、市川中車こと、香川照之(57)が復帰した。8月に性加害が報じられて以降、ほぼ活動休止状態だったが、テレビよりいち早く舞台復帰となった。
「この復帰に、当初、勧進元の松竹は前向きではありませんでした。その証拠に、年明けの浅草公会堂で行われる新春歌舞伎で復帰させたいと願うタニマチの要望にもノーを突きつけていたわけです。それなのに、市川団十郎の鶴の一声で復帰が決まりました。松竹も、大名跡である市川宗家の要望に応えないわけにはいかなかったということでしょう」(梨園関係者)
では、団十郎はなぜそこまで香川の復帰を願ったのだろうか。表向きは、団十郎にとって香川は、過去に自主公演に何度も出演してもらっている「兄さん」であり、その恩に報いるために尽力したということになっている。
■襲名披露でハッキリ
「もちろん、それもあるでしょう。でも、一番はやはり集客のためだと思います」