「女神の教室」の前田旺志郎が《可愛い》と好評 “天才”小学生漫才師が注目俳優に成長できたワケ
関西在住の放送作家はこう話す。
「彼らの漫才を見た時は《うわっ、天才や!》と驚きましたね。もちろん小さな子どもならではの怖いもの知らずなところが、独特の面白さを生み出していたというのはある。でもそこを差し引いても、旺志郎君のカンの良さは舌を巻くものがあった。漫才だけではなく、演技でも同じ。あの頃、ドラマ制作界隈はとにかく旺志郎君をキャスティングしたがっていましたね」
2011年公開の映画「奇跡」では兄・航基と共にオーディションで主演を勝ち取り、2012年にはNHK大河ドラマ「平清盛」で平清盛の少年時代を演じるなど、その将来を期待されていた前田。この春に大学を卒業予定で「卒業したら俳優業に専念する」と宣言している。
「『おちょやん』も『女神の教室』もそうですが、前田さんが登場すると《可愛い》の声が飛ぶのはよく分かります。と言っても前田さんの場合は“あざと可愛い系男子”のように、可愛く見られることを意識したものではなく、天性の天真爛漫さや無邪気さが、結果《可愛い》につながっているんですよね」と話すのは、芸能ライターのエリザベス松本氏だ。前出の放送作家同様、まえだまえだの漫才を見た際に「将来大物になるはず」という思いを抱いたという。