川口春奈が本田翼を逆転しCM女王初戴冠 「silent」好調で“低視聴率女優”の汚名も完全返上
ビデオリサーチが先日「2022年 年間テレビCM出稿タレント(関東地区)」を発表。「タレント別テレビCM起用社数ランキング」で、「はま寿司」「サントリー」など21社(昨年16社)のCMに出演した女優の川口春奈(28)が1位となった。2位はともに20社の今田美桜(25)と本田翼(30)。
意外にも1位は初めて。昨年11月までの「速報版」では、18社で1位の本田翼に水をあけられていたが、その後、3社増やして逆転したという。
昨年秋のドラマ「silent」(フジテレビ系)が話題となり、配信ではいまだに上位。ドラマのロケ地だった小田急線の世田谷代田駅前や下北沢周辺は「聖地巡礼」スポットとして今でも賑わっているなど、社会現象となった。その余勢を駆っての今回の戴冠だ。
「かつて主演したドラマの低視聴率に苦しめられた時期もありましたが、近年、完全に汚名返上しました」(スポーツ紙芸能担当記者)
■“代役”大河出演が契機
その契機となったのは、20年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」への出演。薬物事件で降板した沢尻エリカ(36)の代役として帰蝶役で出演するとこれがハマり大好評。21年5月の日刊ゲンダイGW特別号で本人は大河出演をこう振り返っていた。