小林旭さん、ごちそうさまでした! 一緒にリムジンでクラブに行った六本木の夜
そのあと飲みに連れていってくださったんです。リムジンですよ! もう、どうしようかと思った。あの小林旭さんの車に乗っているっていうだけで緊張のピーク。車の中を、いろいろと丁寧に説明してくださるんだけど、何も頭に入らない。ただ、小さく縮こまって座っていましたよ(笑)。
ご一緒したのは六本木のクラブ。ゴージャスなお店でした。そうしたら、旭さんが気を使ってくださって、「疲れたら帰ってもいいんだぞ」って。優しいんだわ。でも、疲れたからお先に失礼します、って、帰れるわけないじゃないですか(笑)。
そのうちクーラーがガンガン効いてきて寒くなるし、トイレにも行きたくなるし。でも、行くタイミングがわからないし、行ったら失礼だと思うし、って身動き取れなくて、もう、た~いへんでした。このときはさすがに参りましたね。今だから話せますけど。
そのあとも何度か「飲みに行かないか?」って、お誘いいただいたことがありましたけど、お電話で声を聞くだけで、映画のワンシーンを思い出して緊張しちゃうの。
「き、き、今日は仕事がありますので……す、すいません!」。結局、3回くらいお断りしちゃったんです。