キムタク「教場0」お気に入り数70万人超えも…月曜夜に“圧迫指導”を見たくない若い世代の拒否反応
とはいえ、いかに《天下のキムタク》なれど、木村の全盛期を知らない若い世代の反応は「制作サイドも気にしています」(在京キー局関係者)。実際、キャスティングは若い世代を相当意識している。主要キャストを見る限り、「すでに数字を持っている俳優陣をそろえており、その辺はさすがに抜かりないなという印象です」と、前出の山下氏はこう続ける。
「初回は、人気俳優の赤楚衛二さんが“風間道場”に入ることになった新人刑事・瓜原役で登場。《赤楚君が目当てで見てる》《来週も楽しみ》と書き込むファンが多く、次週の視聴率も安定でしょう。対して、新垣結衣さん目当てのファンは《ガッキーいつ出るの?》と肩透かしを食らったようですが、こちらもガッキー登場回までは引っ張れそうです」
■若い世代は圧迫指導に拒否反応
若い世代の視聴者対策はバッチリかと思いきや、ちょっと気になるこんな声も。
「瓜原に対する風間の指導が《圧迫指導》だとして、拒否反応を示す若い世代と思しき感想がチラホラ。《圧迫指導で追い詰める、見てられない》《圧迫指導で力を出し切れる人なんて、ひと握りだと思う》などです。ただでさえ月曜の朝は《仕事行きたくない》がトレンドワード入りする。夜に疲れて帰って鬼上司を見るのが耐えられないという視聴者が離れていかなければいいんですが」(テレビ誌ライター)