あるドラマ制作会社スタッフは「《圧迫指導怖い》という声が出ることは、制作サイドも予想はしていたはず。でも、そこでひるまずに世界観を壊さなかったというところに《教場はこうなんだ》という作る側の強い意志みたいなものを感じる。同じく作る側としては《いいなあ》と羨ましく思って見ています。ドラマ制作現場はコンプライアンスでがんじがらめになって小さくまとまりがちなのが悩みなので」と打ち明ける。
今の10代、20代に《月9だから、とりあえず見なきゃ》とか《月9だから、期待できるはず》なんて意識は、もはや皆無だろう。若い世代をいかに離脱させないか、どう視聴を続けさせるか。最大のカギとなりそうだ。